空冷VW用シフター

参考になるかどうかは分かりませんが色々試してみた個人的感想を。
ただしコレクターではないですし、もう手元に無い物が多いので問い合わせはご遠慮願います。

 ハーストタイプ

 

入手が簡単なハーストタイプのシフターです。
バネの力によってニュートラルでは
常に3速・4速側に倒れています。
そのバネのおかげで走行中の振動が少なく
また、シフトチェンジの手助けにもなっていて
気持ちよくシフトチェンジが出来ます。
シフターのシャフトが手前に曲がっていますので
ポジションも自然で非常に運転しやすいです。

今でも新品が購入出来ますので
最初にコレを買っておけば間違いないですかね。

HURSTシフター

 

こちらが元祖ですね。
本物はハーストタイプよりも
作りがしっかりとしていますので
シフトの感触がさらにカチッとしています。
オークションやスワップミートでも
たまに売っていますので
比較的入手しやすいと思います。

個人的にはコレが一番扱いやすく、
気に入って使い続けてます。

HURSTシフター(ストレート)

 

上のハーストと違いシフトロッドが
手前に曲がっておらず
ストレートになっているのが特徴です。
その分1速・3速が遠いので、
人によってはシフトチェンジがしにくいかも。
主にジムカーナ等で使用されたなんて
聞きました。

あまり見かけないので入手は困難かな。

HURST INDYシフター

 

非常にシンプルなハースト・INDYシフターです。
ハーストと違いバネの力によって
ニュートラル時に1速・2速側に倒れています。
またバックギアに入れるのに
トリガーを引いたり、ボタンを押したりせず
左側に強く倒すだけです。

←これは本来T字型のシフトノブなんですが、
画像では丸型に交換しています。
シフトブーツも本来は穴を開けて固定なので
社外品を使用しています。

GENE BERGシフター

 

レーシーなジーンバーグ・シフターです。
ハーストと違いバネは入っていません。
シフトの感触もカチっというよりは
ガコっというソリッドな感触です。
バックギアに入れる際は、
シフトノブの左のボタンを押し込みながらです。

中古で探す場合、TYPE1用よりも
少しだけシャフトが短いカルマンギア用もありますので
間違えて購入しないよう注意が必要です。

Formula Veeシフター

 

ハーストINDYシフターと良く似ていますが、
ニュートラルではバネの力で
3速・4速側に倒れています。
(ハーストINDYとは逆です)

ハースト・INDYシフターと同様に
バックギアに入れるのに
ボタンやトリガーを引いたりしないタイプです。
このシフターは根元のカバーが特徴的でした。

SCAT DRAGシフター

 

スキャット・ドラッグシフターです。
EMPIでもよく似たものが昔出ていました。
かなりショートストロークなので、
調整が難しいかもしれません。
上手く位置が決まれば手首のスナップで
シフトチェンジが出来て気持ちがよいです。
画像では見にくいですが、
バックギアに入れるのにトリガーを引くタイプです。

FLAT4 ELIMINATORシフター

 

FLAT4でリプロされたエリミネーターです。
これもハーストINDYやフォーミュラービー系ですが、
ニュートラルの時にバネの力で倒れていません。
シフトストロークがそんなにショートじゃなくて
ノーマルをちょっとショートにした感じでしたので
すごい扱いやすい印象です。
バックに入れるのはハーストINDYシフターと同じく
力を入れて左に倒すタイプです。

 

 

おまけ1:本物ハーストのディティール

トリガー部分にHURSTの文字
 

本物はシフトノブの裏側に
MADE IN U.S.AやCHICAGOの文字

本体側面にU.S.PAT.NO.の文字

時代によって箱も違うんでしょうね

 

 

おまけ2:ハーストタイプあれこれ


今は無きJonny's Speed&Chromeの物

 
FLAT4さんの物

 
BUGPACK社の物

 
EMPI社の物です


無印

 

 

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