インジェクション(改)計画 その1
ハルテックへの道

2010年11月〜12月にかけての記録です。

1.はじめに

購入の決め手にもなった純正インジェクション。
購入以来、純正インジェクションのスムーズ&パワフルさを
堪能してきました。
しかし製造後40年もたつと色々な所がヘタってくるのか、
たまにアレって思うような現象も出てくるようになりました。
しかしたまのことですし、
基本的に絶好調といっても良い状態でしたので、
あまり気にしてはいませんでした。
しかし。。。

 

 

2.不調その1

2009年10月頃からだったと思いますが、
エンジン掛け始め(冷えてる時)に限ってですが、
アイドリングもままならないという症状が。。。
コールドスタートバルブが怪しそうだったので、
一度他の物(中古パーツ)に交換しましたが
症状に変化なし。
一応そのまま無理して走り出してしまえば
3分程でエンジンも暖まり始め、絶好調になります。
 

 じゃあ朝だけ乗りにくいのをガマンすればOKかというと、
 これが、途中で食事や買い物したりすると
その間にエンジンは冷え、またガスが濃い状態に。。。
またアイドリングもまともに出来ない状態で走り始める。
乗る度にコレではだんだん乗るのが面倒になります。
しかし、エンジンが暖まっちゃえば以前と変わらず
絶好調なのでどうしたものかと思っていた時、
決定的な出来事が。。。

 

 

 3.不調その2

2010年3月。初めてのVWジャンボリーの帰り道、
それは起こりました。
急にエンジンがカブったような感じでまったく
吹け上がらない。。。
遠い東京でこんな症状に見舞われ、かなりアセりました。
それでもなんとか走行は出来たので無謀にも
首都高速に乗り、しばらく悪戦苦闘した結果
ジワっとそれこそ爪先だけの感覚でアクセル操作をすれば
ギクシャクせずにゆっくりと加速して、
なんとか80kmまではスピードが出ることが判明。

 それならばと遅いトラックの後ろに張り付いたり、
そういう車が居ないときには他の車の邪魔になりながらも
なんとか帰ってくることが出来ました。
翌週修理に出すも、今度は症状が出ない。。。
治っちゃいました。
でもこのままじゃ不安で乗れないのでアヤシイ所を
順番に診てもらってるうちに無事?再発し、
結果、デスビ内のインジェクショントリガーが原因で
グッドユーズド品に交換することで解決となりました。

 

 

 4.決断

とりあえず無事解決となりましたが、
今回の一連の出来事で痛感したのが
純正インジェクション関連のパーツが無いということでした。
新品は当然無く、リプロパーツも皆無。
さらにインジェクション黎明期ということもあり
1年違いでパーツ形状も変わってるなんてことも。
 中古パーツも71年式のみピンポイントで探すのも困難ですし、
 今調子が良くても今後の維持に不安が残ります。
いっそのことキャブに変更しようかと
心が揺れました。

 そんな悩みをガレージイワセさんに相談した所、
勧められたのがハルテックでした。
他のお客さんが取り付けたことは知っていましたが、
今は取り外して置いてあるとのこと。
どうやらA/Cとのマッチングが悪く
またハイカムと純正スロットルボディとの
相性もイマイチということで
ノーマル・A/C無しのウチの車にピッタリかも!?
ということでトントンびょうしに話は進み
2010年11月についに入庫となりました。
 

 

 

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